特別編/高架切替工事完了

立体交差事業開始から27年。最後の区間を切り替えるまで全員が、全力で。立体交差事業開始から27年。最後の区間を切り替えるまで全員が、全力で。

工務部技術課 東灘工事事務所 神農大輔(写真右)
電気部通信課 設計グループ  谷川尚士(写真左)

安全で確実な工事の進行のため徹底して検証を重ね、周到に準備しました。

神農
切替工事当日までに、各担当の作業を洗い出して、全体の工程を組み立てました。
担当ごとに資材の搬入経路が異なるので、動線に支障が無いかなどあらゆることを入念にチェックしました。
また、当日は作業時間が限られるので、可能な限り前日までにできる作業を実施して当日を迎えました。
谷川
多くの協力会社と共に作業を進めるため、作業工程を共有し、安全に工事が進められるように、入念な確認と準備をしました。
私が担当している信号保安設備は、設備ごとに試験調整を行い、切替工事の前週にはリハーサルの総合試験を実施し、切替工事当日の作業時間をできるだけ短縮するための準備をしてきました。

切替当日は、時間との戦い。各担当が予定通り進めることができているかを管理します。

神農
切替当日は、各担当がそれぞれの作業に一斉に取り掛かります。
我々は全体を見渡し、予定通り工事が進行しているかチェックを行っていました。
切替当日は、関係者の立会いが非常に多かったので驚きました。
また、一般の方もたくさん周りから見学されていたので、本事業の最後の切替工事だったからだと思いますが、注目度の高さを感じました。

試運転列車で線路や桁の状態などの最終確認。ホームでは列車との隙間も確認します。

谷川
全ての作業が終われば信号の表示に問題が無いか試験を行い、その後、試運転列車を走らせます。試運転列車が通過した際に、信号が正常に作動するか最終の確認を行いました。
神農
当日を迎えるまでに、「建築限界測定車」を使用して、新しい線路の上に列車運行に支障となる異物などがないか事前に精密な検査を行っていますが、切替工事の最終確認として、試運転列車に乗り込みます。新しい線路や桁の状態を確認しながら、新しく高架駅となった青木、深江駅では、実際の列車が停車した際の列車とホームの隙間を測定しました。

長い工事期間を経て切替工事が完了し始発電車が無事に走っていく姿に感動しました。

神農
入社して10年ほどになりますが、この東灘立体交差事業の切替えに立ち会うのは3回目です。今回の上り線切替工事は、これまでの2回とは違い最初から携わって、芦屋側の工事担当者も務めたので、完了して始発電車が無事に走った時は今までで一番感動しました。
谷川
私が入社する1年ほど前からこの工事が始まり、最初の切替工事の時は保守作業員を務めました。今回は信号設備の設計担当者として携わることができました。この切替工事は私の会社人生の傍らにずっとあって、特別な縁を感じておりましたので、今回の高架化完了は非常に感慨深いものがあります。
他部署との調整や、タイトなスケジュールの中で安全に配慮した施工方法の策定など勉強になることばかりでした。
また、厳しい工程の中で切替工事をやりとげていただいた関係者のみなさまには心から感謝しております。

さらなる、安全・あんしんとともに沿線のみなさまが暮らしやすいまちをつくります。

神農
こうして無事に高架切替工事が完了できたのも、長期に渡って沿線のみなさまにご協力いただいたおかげだと、大変感謝しております。
谷川
工事中、沿線のお店へ昼食を食べに行ったりすると声をかけていただいたりして、とても嬉しく、ありがたいなぁと感じておりました。
踏切がなくなり、沿線のみなさまの生活がより快適で安全になることで恩返しができたらと思っております。
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