阪神電車の路線の近くで工事をされる方へ

線路近接工事をする方は、法人・個人を問わず「建設工事公衆災害防止対策要綱」、「労働安全衛生規則 第5章 電気による危険防止」等に基づき協議が必要になります。

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  重機が転倒した場合に、列車・架線に支障する恐れがある工事

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  足場が転倒した場合に、列車・架線に支障する恐れがある工事

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  線路（地上・地下・高架橋）付近での杭打ちを伴う工事

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  線路（地上・地下・高架橋）付近での掘削を伴う工事

• 協議はなぜ必要なのか？

  線路に近接して行う工事は、列車や鉄道施設に影響を及ぼし、場合によっては重大な事故に発展する恐れがあります。また、それに伴い運行ダイヤの乱れが発生し、鉄道をご利用のお客様・沿線住民の方々へ多大なご迷惑をかけることになります。さらに、工事に関わった人や会社等は損害賠償責任を負うこともあります。
  そのため、当社では阪神電車の線路の近くで工事をされる際には、安全に工事をしていただくよう、事前に作業にあたっての注意事項等をお互いに確認する近接施工協議をお願いしておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
  ※参考：＜建設工事公衆災害防止対策要綱＞＜土木工事安全施工技術指針＞

• 鉄道用地内に入って大丈夫か？

  無断で鉄道用地内に入ると鉄道営業法、その他法令に抵触します。
  作業の都合上、やむを得ず線路内に立ち入る必要がある場合は、必ず事前にご協議いただきますようお願いいたします。

• 鉄道用地に仮設物等を設置できるか？

  原則、設置できません。やむを得ない場合は事前にご相談ください。

• 協議に必要な期間はどれくらいか？

  工事の規模や種類により協議に要する期間は異なります。
  場合によっては、工事着手まで2～3か月要することもありますので、早めのご協議をお願いいたします。

• 協議にはどんな資料が必要か？

  主に下記に示すような書類のご提出をお願いしております。

  • 近接施工協議書
  • 当社線との位置関係がわかる資料
    平面、立面、断面図等
  • 当社構造物への影響度を示す資料
    影響判定図、荷重計算書等
  • 施工計画、施工要領図
    平面、立面、断面図に仮設工事（足場等）及び重機の配置
  • 近接影響有無の確認及び対策方法を示す資料
  • 工程表
  • 現況写真
  • 緊急連絡体制

  など

  なお、工事の内容によっては追加資料のご提出をお願いする場合もございますので、詳細については、ご連絡フォームでご連絡いただいた後、担当者とご相談いただきますようお願いいたします。

• 費用はかかるのか？

  列車運行・当社施設への影響度合いにより、当社係員の立会費用、当社資格保有者の列車監視員の費用、電線防護工の費用、鉄道構造物保全のための計測作業の費用等をご負担いただく場合がございます。

• 立会可能な日はいつか？

  立会は平日のみとなります。