不動産事業

阪神沿線を中心に、魅力溢れる都市環境の創造に取り組んでいます。

不動産事業では、梅田及び沿線地域において、賃貸・開発事業を展開しています。
梅田エリアの大阪梅田ツインタワーズ・サウス、ハービスOSAKA、ハービスENTをはじめ、ウイステ、エビスタ西宮といった当社線の駅前や高架下の開発を手掛けるとともに、そこで蓄積したまちづくりのノウハウを活用した新たな開発事業にも取り組み、沿線価値の更なる向上を図っていきます。
なお、当社の保有する賃貸用資産の運用及び開発事業の推進は、2018年4月1日の不動産事業の再編に伴い、阪急阪神ホールディングスグループの中核会社として設立された阪急阪神不動産株式会社に委託しています。

阪急阪神不動産

不動産事業 大阪梅田ツインタワーズ・サウス

梅田エリア

大阪梅田ツインタワーズ・サウス(梅田1丁目1番地計画)

当社と阪急電鉄鰍ナは、2014年10月の工事着手以来、「梅田1丁目1 番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)」を推進してきましたが、2022年2月に全体竣工し、同年3月に大型複合ビル「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」が全面開業(阪神梅田本店のグランドオープンは同年4月)しました。
本計画では、大阪神ビルディングと新阪急ビルの両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設の整備を一体的に行うことにより、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観の形成等を図り、国際競争力の強化に資する快適で質の高い街づくりを進めてきました。
「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」は、百貨店ゾーンとオフィスゾーン、カンファレンスゾーンで構成され、本ビル周辺では、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し、街の回遊性を高めました。

不動産の賃貸

ハービスOSAKA

当社が総力を挙げて取り組んできた阪神西梅田開発の第I期事業。商業施設、多機能ホール、インテリジェントオフィス、そしてザ・リッツ・カールトン大阪を備えた超高層複合ビルで、1997年3月(ホテルは同年5月)に開業しました。

ハービスENT

阪神西梅田開発の第I期事業「ハービスOSAKA」に続く第II期事業。商業施設、インテリジェントオフィス、そして大阪四季劇場・ビルボードライブ大阪などのエンタテインメント施設を備えた超高層複合ビルで、2004年11月(劇場は2005年1月)に開業しました。

沿線エリア

尼崎駅前 中央公園のリニューアルに着手

尼崎駅前 中央公園当社と尼崎市は、公園を中心とした新たな地域の魅力創出や活性化を目的として、2023年3月31日付けで「中央公園及び周辺地域のさらなる魅力向上に向けた公園施設設備管理協定」を締結し、阪急阪神不動産鰍ニともに、尼崎市の中央公園のリニューアルに着手することとなりました。
「都市再生特別措置法」に規定された都市公園リノベーション協定制度※を用い、多様な場面で活用できる公園を整備する計画で、2024年4月着工、2025年3月頃の完成を目指しています。
なお、同制度を活用した公園整備は関西初となります。

※市町村が「都市再生整備計画」に定める「滞在快適性等向上区域」内の都市公園において、民間事業者やまちづくり団体などが「居心地が良く歩きたくなる」まちなか形成の一環として、公園内に飲食店などをつくり、併せて園路や広場をリノベーションする場合に適用される、飲食店などの設置管理許可期間や建ぺい率に関する特例を付与する制度

東灘高架下の活用を開始

東灘高架下当社と阪急阪神不動産鰍ナは、阪神本線住吉・芦屋間連続立体交差事業によって新たに誕生した、本線魚崎駅・芦屋駅間の東西約3.5kmにわたる高架下空間(東灘高架下)の活用を開始し、2023年3月、東灘高架下に位置する深江駅の1階に、ドラッグストア「ココカラファイン阪神深江駅店」をオープンしました。
また、今後東灘高架下の活用を順次進めるに当たり、この空間をイメージしたロゴマークを策定しました。東灘高架下の様々な場面で本ロゴマークを展開することにより、一連の高架下施設の認知度を高め、親しみを持っていただき、地域の魅力向上につなげていきます。

東灘高架下