ニュースリリース

【六甲山観光梶z六甲高山植物園 シーボルトが紹介した幻のアジサイ
シチダンカが見頃を迎えました!

2017年6月29日

六甲高山植物園

 

  阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市 社長:秦雅夫)のグループ会社である六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治)が運営する六甲高山植物園では、かつて幻の花と言われた「シチダンカ」が見頃を迎えています。

  シチダンカは、八重咲きの飾り花と十数枚の萼片が星型になり、重なり合う様子が美しい「ヤマアジサイ」の1種です。園内には2ヶ所に群落があり、可憐な姿が人気を集めています。また、アジサイ園には多種多様なアジサイが植栽されており、インスタグラムをはじめとするSNSにもよく映えます。

 

◆シチダンカ(アジサイ科) Hydrangea serrate f.prolifera

  高さ1m〜1.5mの落葉低木です。江戸時代、シーボルトの「日本植物誌」に紹介されましたが、以後発見されず存在が疑問視されていました。その後、1959年に六甲山で偶然にも発見され、以差差し木で増やされた苗が各地に広がりました。アジサイの山と言われる六甲山系のアジサイは、花崗岩からなる酸性土壌の影響で、とても美しいブルーの飾り花が見られることが特徴です。当園に咲くシチダンカは、7月中旬頃までお楽しみいただける見込みです。

 

多種様なアジサイが咲き誇る「アジサイ園」も見頃に

  昨年リニューアルしたアジサイ園が、今年も見頃を迎えました。人気のある「シチダンカ」や「ヒメアジサイ」の他にも、多数のアジサイを楽しむことが出来ます。アジサイ園の中央には広場もあり、六甲山ならではの可憐なアジサイに囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

 

◆ヒメアジサイ〈アジサイ科〉 【花期】6月〜7月

Hydrangea  serrata f. cuspidata

  別名は「ニワアジサイ」とも言われています。ホンアジサイに並ぶ代表的な手鞠型アジサイで、昭和4年に牧野富太郎博士によって命名されました。ホンアジサイとともに日本の固有二大アジサイであり、暑さや乾燥に強いのが特徴です。丸く大きい葉がつきますが、光沢はなく、酸性度の強い土壌では美しい青色になります。

 

 

 

◆アマギアマチャ〈アジサイ科〉 【花期】6月〜7月

Hydrangea serrata var.angustata

  葉の長さは10cm以下で細くなり、甘みが強いのが特徴です。昔から甘茶は甘味料として用いられる以外に、防腐効果があることから醤油の製造に使用され、表面に張るカビ状の膜を防止するためにも用いられました。また、口中清涼剤や歯磨きの甘味のため、種々の家庭薬に配合されたり、民間ではダイコンの漬物に甘味と醗酵を押さえるために利用されています。

 

 

 

◆ヤマアジサイ〈アジサイ科〉 【花期】 6月〜7月

Hydrangea serrata

  本山地性のアジサイで沢筋などに生えるため、「サワアジサイ」とも呼ばれます。落葉低木で高さは1メートルほどです。葉はやや薄く、表面につやがなく、先が長くとがっているのが特徴です。花の中心部には多数の両性花が集まり、その周囲に径2〜3cmの飾り花を散らします。

 

 

 

◆タマアジサイ〈アジサイ科〉 【花期】 8月

Hydrangea involucrata

  関東地方〜岐阜県あたりに分布し、山地に自生します。湿度の高い山間部に咲き、葉の表面には固い毛が密生し、ざらついています。径3〜3.5cmの大きなピンポン玉のようなつぼみから、この名前がつきました。戦時中はタバコに代用されたため「ヤマタバコ」という別名もあり、開花前の姿も人気があります。