Neo.24

美術の力で常識を打ち破る
トガった感性のアーティスト

高校でサッカーをやってたんですけどレギュラーになれなくて…。任されたのがビデオ係。監督に「お前、おもしろい映像撮るな」って褒められたんです。もっとおもしろいことができるようになりたくて、イギリスの美大に進学しました。この作品は、2011年に発生した東日本大震災とその後の原発事故に影響を受けて制作したものです。原子炉に使われている金属が楽器にもなるということが原発について考えるきっかけになったらいいなと。「なんでそこまで労力をかけるんだ?」ってよく言われるんですけど、そう言われると興奮しますね。尼崎は日常がそのままおもしろい街っていうか、アーティストとして感性をもらえる場所だと思ってます。尼崎の団地をデザイン化したバッグや靴も作ってるんです。企業とか団体が何かやるときに「あいつ放り込んだらおもしろいんじゃないか」って思われる存在でありたいですね。

HS10
出屋敷駅
前田真治43歳/美術家
趣味:プレゼンテーション 座右の銘:特になし
好きな食べ物:あんこ 嫌いな食べ物:ジャガイモ

Neo.23

そこそこ美人と超人見知り
対照的なキャラのコンビ芸人

私(高橋沙織)ってそこそこかわいい方だし、学歴もあるんですよ。芸人になったら絶対にすぐ売れるやろと思って始めたんですけど、思った以上に大変で…。赤阪さんとは養成所の同期やったんですよ。同期の中から消去法で決めました。今でも赤阪さんは人見知りなんですけど、当時は本当にひどくて人と目を合わせることもできへんぐらい。何しに来てるんやろこの人っていう感じでしたね。でもコンビを組んで二人でネタを作るのはめっちゃ楽しい。そのネタでお客さんが笑ってくれたら「よっしゃ」って思います。御影は芸人になって初めて人前で漫才をした思い出の場所。その頃はかなり緊張したんですけど、地元の友だちが見に来てくれたりして嬉しかった。これからは女性に共感してもらえるようなネタを作って、いい漫才師になれるようにがんばりたいです。

私(赤阪侑子)の目標は、そんな高橋さんについて行くことです。

HS25
御影駅

アルミカン/芸人

高橋沙織(右)30歳
趣味:南京玉すだれ
赤阪侑子(左)35歳
趣味:銭湯巡り、競技カルタ

Neo.22

刀型のトングでシャキーン!
尼崎をきれいにするゴミ奉行

人生の95%を尼崎で過ごしてきました。人情味に溢れていて、いい意味でなんでもありなのがこの街の魅力です。そんな尼崎のためになる活動ができないかとアイデアを巡らしていて、思いついたのが「刀トング」でした。ゴミ拾い用のトングを紙工作で刀のようにしてみたんです。長さは約45センチで、持ち手もカバーも厚紙で作っています。周囲に見せたら大好評だったので、2017年に「護美(ごみ)奉行」に変身してゴミを拾うプロジェクトをスタートしました。ワークショップでは参加者に「刀トング」を作ってもらうんです。子ども達に「かっこいい!」って言われるのも嬉しいですが、大人もみんなテンションが上がって「シャキーン!」って構えたりするんですよ!その姿を見ているのが喜びですね。夢は世界制覇!まずは尼崎市内から日本中に、そして世界中に護美奉行の活動が広がっていったらいいなと思います。

HS09
尼崎駅
北側利彦62歳/企業組合員
趣味:面白いもの探し 座右の銘:なんでもあり、とにかくやってみよう
好きな食べ物:フランスパン 嫌いな食べ物:今のところ出会っていない

Neo.21

新聞紙とテープだけで
華麗なドレスを作る新聞女

最初に新聞紙でドレスを作ったのは2001年。“紙”をテーマにした芸術展に出展したときのことでした。賞金が100万円だと聞いて慌てて考えたアイデアだったんですが、その年の最高賞に選ばれたんです。授賞式でスピーチをするのが恥ずかしいからその場でドレスを作って着るパフォーマンスをしました。それの評判が良くて、海外の芸術展に参加してパフォーマンスをしたりするようになりました。ドレスは新聞紙とセロハンテープだけで、その場にいる人たちと力を合わせて作ります。毎回なんとなくこんな風にしたいなとは考えているんですけど、ここ破けたからもう全部破こうとか、やってる間に変わっていきます。小さい子どもでも遊びながら楽しめるアートなんです。私がアートに出会ってすごく人生が変わったように、この新聞紙アートに参加してくれた人が楽しい気持ちになってくれたらいいなって思います。

HS33
元町駅
西沢みゆき51歳/現代アーティスト
趣味:飲酒 座右の銘:棚からぼたもち
好きな食べ物:もずく 嫌いな食べ物:フランス料理

掲載内容は取材時点のものです。

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