ニュースリリース

【六甲山観光梶z
六甲オルゴールミュージアム
新収蔵記念特別展「からくり人形〜西洋と日本〜」
欧州の自動人形と共に、九代玉屋庄兵衛が復元した江戸からくりを展示・実演

2019年11月14日

六甲山観光株式会社

六甲オルゴールミュージアム

 六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社 100%出資)が六甲山上で運営する六甲オルゴールミュージアム(博物館相当施設)では、2020年1月6日(月)から3月1日(日)まで、新収蔵記念特別展「からくり人形〜西洋と日本〜」を開催します。

 

新収蔵記念特別展「からくり人形〜西洋と日本〜」概要

 六甲オルゴールミュージアムでは、九代玉屋庄兵衛(詳細は後述)による江戸からくりを、新たに収蔵品に加えることになりました。これを記念して、新収蔵記念特別展「からくり人形〜西洋と日本〜」を開催します。

 当館では、これまで19世紀後半に欧州で盛んに制作された「自動人形(オートマタ)」を収蔵し、それと比較する形で日本で独自に発展した「江戸からくり」もコレクションしています。

 両者は非常に似通うところがある一方、まったく正反対の特徴を併せ持っています。本展ではスタッフの解説を聞きながら、これらのからくりの実際の動きをみることができます。

【開催期間】 2020年1月6日(月)〜3月1日(日)

        休館日:期間中の木曜日

【実演時間】 10:15から16:15の毎時15分頃から1日7回、各回約15分間

   ※毎時00分からミュージアム・コンサートを実施。その後半15分でからくりを実演します。

   ※入館料のみでお楽しみいただけます。

【出展品例】

  ・茶運人形 (作者不詳、江戸からくり 江戸時代後期、復元:2019年、九代玉屋庄兵衛)

 ・三番叟(大野弁吉、江戸からくり、江戸時代後期、復元:2017年、九代玉屋庄兵衛)

 ・エクリヴァン(G・ヴィシー、自動人形、復元:1988年、M・ベルトラン) 他

   ※コンディションにより一部変更の場合があります。

 

■江戸からくりとは・・・

 日本では、17世紀頃から「山車からくり(だしからくり)」が作られていました。これは人が人形を操って動くからくりで、祭礼や縁日などで使われていました。これに対して18世紀末には、井原西鶴が俳句に詠んだ「茶運人形」や田中久重の「弓曳童子」に代表される「座敷からくり(ざしきからくり)」が作られるようになりました。座敷からくりは、人の手を離れて動くからくりで主に江戸時代の大名や豪商などの宴席で楽しまれました。

 

■自動人形(オートマタ)とは…

 18世紀に、スイスやフランスでは複雑な動きをするオートマタが作られていました。18世紀末にオルゴールが発明されると、内部にオルゴールが組み込まれるようになり、19世紀後半に最盛期を迎えます。

 

■九代玉屋庄兵衛(くだい たまやしょうべえ) プロフィール

 享保18年(1733年)、京都のからくり人形師、庄兵衛が名古屋にやって来て、翌年名古屋の玉屋町に移住したことから、「玉屋庄兵衛」を名乗る。以降、300年近く尾張名古屋で地元の祭りに出場するからくり人形の制作や修理に代々関わっている。

 九代玉屋庄兵衛は、本名、高科庄次(たかしな しょうじ)、1954年生まれ。 25歳で七代目に弟子入り。1995年に九代玉屋庄兵衛を襲名。1998年、江戸末期に田中久重が製作した「弓曳童子」完全復元。2005年、大英博物館に「茶運人形」を寄贈、同所蔵の『機巧図彙』とともに、日本文化常設館に展示される。同年、愛・地球博において、愛知県館モニュメントとして「唐子指南車」を制作。からくり人形の実演など海外での活動も行っている。2015年「現代の名工」(「卓越した技能者表彰」)として厚生労働大臣より表彰。

 

<「ミュージアムコンサート」とは・・・>

六甲オルゴールミュージアムでは、所蔵品の演奏や実演を行う「ミュージアムコンサート」を行っています。通常は30分毎に2種類のコンサート(各回15分〜20分)を交互に行っていますが、2020年1月6日(月)から3月1日(日)の間は、30分間のコンサートを1時間毎に行います。内容は、スタッフが解説を行いながらオルゴールなどの自動演奏楽器を前半で3〜4台演奏し、後半では新収蔵記念特別展「からくり人形〜西洋と日本〜」の出展品を4台実演します。