阪神なんば線ホーム > 阪神なんば線とは 環境への取り組み
「阪神なんば線」の新線区間では、周辺環境に優しい鉄道を目指して、西九条駅~九条駅の地上部分において次のような環境保全対策を行いました。
1. セミシェルター型防音壁
新線区間の地上部分の沿線には、線路に近接して住宅が立地している箇所があります。
このように近接した住宅での騒音を低減するために、住宅の立地状況等に応じて地上部分の一部にセミシェル ター型防音壁を設置しました。

2. ロングレール化
列車走行に伴い発生する騒音・振動の原因となるレールの継ぎ目を溶接して1本の長いレールとし、継ぎ目から発生する騒音・振動の低減を図っています。
新線区間の地上部分においては、全区間ロングレール化を行いました。
3. 防振効果のある軌道
コンクリート道床とまくら木の間にゴム製等の弾性材を設置し、列車の走行に伴う振動の低減を図っています。
新線区間の地上部分においては基本的に防振効果のある軌道としました。
なお、一部の区間ではバラスト(砕石)を敷き詰めた道床とし、振動を低減させるゴム製等のマットをバラストの下に敷設することで防振効果を持たせています。
鉄道施設の形状やデザインを工夫し、周辺の都市景観と調和するよう努めています。
具体的な対策
鉄道高架橋では、柱の間隔を広げるなど、すっきりとした形にしました。
セミシェルター型防音壁の上部を丸みを帯びた柔らかい形にしました。
安治川橋梁はスリムでシャープなイメージを持つアーチ橋にしました。
また、安治川橋梁では、景観への配慮とともに次のような列車騒音対策を行いました。
- 騒音が軌道の下側へ漏れるのを防ぐため、橋梁の下側全体をコンクリート敷としました。
- 側面は、電車の窓の下端付近の高さ(レール面から2m)まで防音壁を設置しました。
