阪神電車

MY MINDMY MIND
「なぜ、その手順書通りにやる必要があるのか」など、手がけるべき仕事の持つ意味を考えることが自分の成長に繋がります。

大学時代、電気工学を専攻していた私は「電気技術という自分の強みを活かして社会貢献したい」と考えていたので、就職活動では事業規模の大きいインフラ業界を希望していました。そのなかでHANSHINを選んだ理由は、鉄道事業だけではなく、様々なビジネスを展開しているから。電気系社員が活躍できる幅広いフィールドがある点は、私にとって大きな魅力でした。事業領域が広い分、自分の強みである電気技術や知識をより深めて、広げられると感じたのも入社を決意した大きな理由のひとつです。
入社後、研修を経て電気部電力課電力管理事務所に配属されました。電力管理事務所での業務内容は、変電所や電車線などの電力設備の保守業務・維持管理業務です。電気系の知識があったといっても、鉄道設備に触れることは初めてだったので、保守業務を通じて、鉄道の安全・安定輸送の根底となる電力設備の役割や、その重要性など、現場でしか知ることのできない本質的な知識を得ることができたことは貴重な経験になりましたね。この職場で2年間設備について学んだ後、2016年からは同じ電力課の設計グループに配属され、現在は駅の照明設備や変電所設備の設計業務を行っています。

保守業務と設計業務では必要とされる視点がまったく異なります。保守業務では「既存設備の点検業務を通じて設備を維持管理し、鉄道の安全・安定輸送に貢献する」という視点、設計業務では「既存設備の改良や、新たな設備の導入を通じて、さらなる安全性の向上や、お客様の利便性の向上に貢献する」という視点。しかしながら、鉄道の安全・安定輸送の実現には、実際に設備を保守する作業員の視点も忘れてはなりません。したがって、設計業務では、上記の視点に加えて、保守する現場の作業員が安全に作業でき、かつ、メンテナンス性に優れた設備を設計するという視点も求められます。現場で経験を積んだからこそ、設計に活かせる点が数多くあるので、入社してすぐに、本当に良い経験が積めたと感じています。
保守業務と設計業務で共通する点として、この仕事のやりがいは、何といっても鉄道の安全・安定輸送に貢献できることでしょう。電車が安全に動くためには電力設備の信頼性が欠かせません。社会の重要インフラの心臓部を担っているとも言える仕事に携わることに責任とやりがいを感じています。「自分が設計した設備がこの先数十年残る」。そう考えると、本当にスケールの大きな仕事を手がけていると実感しますね。

就職活動は、自分の今後の人生を左右する大きなイベントです。しかしながら、短期間で多数の会社を見て回る必要があるため、自分がやりたいことと、会社における仕事内容の間でミスマッチが起こってしまうこともあります。そのようなことにならないようにするためには、やはり、自分は仕事を通じて、何を成し遂げたいのか、何にやりがいを感じるかをしっかりと自己分析することが大事です。すぐには見つからないかもしれませんが、就職活動を通じて、自分なりの信念や軸を見つけてほしいですね。主語がほかの何でもなく、あなた自身であれば、きっと良い結果がつかめます。自分なりの信念や軸を持って、様々な会社を見て、テクニックではないあなたの心の底からの「想い」を相手に伝えれば、それが熱意としてきっと伝わるはずです。

スペシャリストではなくジェネラリストに

ひとつの専門分野に特化して、その分野をとことん突き詰めていくことも大事なことだと思います。ですが、私自身は広い分野に精通した技術者でありたいと考えています。せっかく広大な事業フィールドを持つHANSHINにいるのですから、視野を広く持って、あらゆることに挑戦してみたいんです。

設計の仕事は机上だけではできません。必要に応じて工事現場に足を運び調査をすることで、初めて完成度の高い仕事に繋げることができます。

何か不具合があったときにすぐに対応できるよう、沿線各所に設置され、電気設備に電源を供給している分電盤や係員通用口などの鍵類は常に持ち歩いています。鍵の種類が多いうえに絶対に紛失してはいけないものなので、ベルトフック付きのキーホルダーを用いて管理しています。