“たいせつ”がギュッと。

トップメッセージ

皆さまには、平素から当社の事業活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年10月、阪急阪神ホールディングスグループは発足して10年を迎え、今年度は、更なる成長に向けて新たなスタートを切ることになります。このような時に、社長の大任を担うこととなり、誠に身の引き締まる思いがいたします。

当社は、明治38(1905)年に大阪・神戸間で鉄道事業を開始して以来100年を超える長い歴史を有し、その間、常にお客さまの安全を最優先とした堅実経営に重きをおきながら、阪神・淡路大震災など、幾多の苦難を乗り越えてまいりました。また、現在は、約160社の規模を擁する阪急阪神ホールディングスグループの中核会社として、お客さまに「安心・快適」そして「夢・感動」を提供する事業を多岐にわたって展開しており、これまで培ってきた良き伝統を大切に守り、育んでいくとともに、今後もあらゆる変化に怯むことなく尽力してまいりたいと思っています。

さて、当社グループでは、藤原前社長の下、平成26(2014)年に策定した「阪神グループのありたい姿」に掲げた数値目標「連結営業収益2,000億円」は、平成28(2016)年度に前倒しで達成できる見通しですが、この「ありたい姿」の基本的な考え方を継承しながら、阪急阪神ホールディングスグループの長期ビジョンの考え方に沿って、「長期的なありたい姿」を策定し、これを推進していくことが、私の大きな使命であると考えています。

その中では、大阪駅前の阪神百貨店と隣接する新阪急ビルを一体で建て替える梅田1丁目1番地計画を成功させることはもちろんですが、いずれ当社沿線も直面する人口減少を見据え、沿線を大切にするという原点に今一度立ち返り、各事業が一体となって沿線価値を創造していくという強い使命感を持ち、魅力あふれる沿線づくりに継続して取り組んでいくことが最も重要な課題です。

また、持続的な成長のためには、沿線価値の創造のみならず、これまで培ってきたブランド・技術・ノウハウに磨きをかけ、新たなマーケットでの展開に挑戦し続けることが不可欠です。

更に、もはや必然の流れであるAI・IoTを中心とした技術革新の急激な進展は、グループの特徴である情報通信事業にとっては大きなビジネスチャンスですが、それにとどまらず、各事業がこの流れを強く認識し、お客さまへ提供するサービスのあり方の変化に的確に対応していくことも必要です。

以上のことを念頭に、社員とともに成長する会社であり続けるため、全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

平成29(2017)年4月