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A火垂るの墓
野坂昭如/新潮文庫
戦時中、浮浪児だった清太と節子の兄妹が栄養失調で亡くなるまでを描いた物語。短い生涯を遂げた純粋な兄妹愛が涙を誘う。空襲時の阪神石屋川駅付近の描写は、戦争の恐ろしさを痛感するシーン。
B細雪(上中下巻)
谷崎潤一郎/新潮文庫
昭和10年代、大阪船場の旧家・蒔岡家の四人姉妹が送る日常を丁寧に描いた大作。谷崎が「倚松庵」に住み、松子夫人と彼女の妹や娘たちと過ごした日々が、ほぼ事実のとおり描かれているといわれる。
C女の勲章(上下巻)
山崎豊子/新潮文庫
船場の良家の式子が、甲子園に服飾学校を創設してからの人生を、3人の弟子や経営を助ける銀四郎との人間模様を絡めて描く。式子や弟子たちが阪神沿線に住む設定で、阪神間の描写が多く登場。
Dミーナの行進
小川洋子/中公文庫
岡山の実家から1年間、芦屋に住む伯母の大邸宅に預けられた中学1年生の朋子と、小学6年生のいとこミーナとの交流を中心に描く。阪神間のスポットが具体的に描かれた著書は、小川作品には珍しい。
E辺境・近境
村上春樹/新潮文庫
村上春樹が、イースト・ハンプトン、メキシコ、アメリカ大陸、讃岐、そして神戸までを回った旅行記。神戸編では、震災後の西宮から三宮までを歩きながら、自身が住んでいた頃の思い出を綴っている。
F錦繍(きんしゅう)
宮本 輝/新潮文庫
離婚した男女がやり取りする手紙の内容を描いた往復書簡形式の小説。元妻の亜紀が香櫨園に住んでおり、付近の風景やスポットが登場。実在スポットは少ないが、目に浮かぶような情景描写は見事。

制作:2014年9月25日

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